先輩剣士の初稽古までの日々
居合に熱く人に温かい、そんな感じが良かったです。
入会3年目、現在は居合道初段となったKさんに、
居合を始めるまでについてお聞きしました。
新しい形にチャレンジするKさん
こんにちは、剣新会に所属して3年目のKです。
私は学生の時に剣道をやっていました。就職を機に剣道をやめて、もうすぐ10年。週末はヨガをならったりしていましたが、もっと打ち込める趣味がほしくなるようになり、やるなら日本的なものがいいなと思うようになりました。
真っ先に浮かんだのは昔やっていた剣道でした。でも、体力には自信がなかったし、剣道は道具のメンテナンスが大変だったし、何より新しいことをやりたくて居合にたどり着きました。
いくつか居合の流派や稽古場のサイトを調べていて、剣新会のサイトに出会いました。剣新会は「無外流」という流派で、大本のその無外流のサイトもみてみました。(ここです→http://www.mugai.or.jp)
私がいいなと思ったところは、「稽古場が全国&世界にある」「片麻痺の方など、体のハンデに合わせた形もある」ところ。これなら長く続けられそうだし、何より色々な文化や特徴を尊重しつつ、それぞれに居合を極めていくスタイルがいいなと思えました。
実際に調布場所に見学にいくと、静かにひたむきに刀を振る姿は純粋にかっこよく、簡単そうにも見えました(あとから見た目ほど簡単でないことを思い知ります。)。見学の日に、模擬刀という真剣そっくりの刀を振らせてもらいました。久々に刀を振る感覚はとても懐かしく清々しい気持ちがしました。
先生は、普通っぽくて優しそうで安心しました。会費などの一通りの説明をさらっとしていただき、ライトな感じで見学を終えました。
勧誘っぽいことも無いところが、信頼できるなと思い入会してみようかなと思えました。
翌々週から稽古に参加すると、ほかのメンバーの皆さんもとても温かく迎えてくださいました。初めての事を教わることや、出来る形が増えていくことが嬉しくて、あっという間に半年くらいが過ぎました。元々、私は人と競うのが苦手な性格で、没頭する事が好きなので資質に合っていたのも良かったと思います。
気付けばもう二年以上になりますが、今も毎回新しい発見があります。仕事を離れてリフレッシュでき、熱く没頭して稽古する日曜日の2時間は、大事な時間になっています。
興味のある方は、ぜひ見学に来てくださいね。お待ちしてます!