財団法人無外流所属 剣新会

東京場所:高島平/東板橋/調布市/東久留米,埼玉場所:所沢市

10代〜70代まで ちょっとだけお立ち寄り下さい 見学または体験稽古&よくある質問

活動報告

2023年5月13日(土)第17回居合道会国際大会開催される

2023年5月13日中央区総合スポーツセンター競技場において大会は開催されました。

大会は、全国でコロナ禍が収束の兆しを見せるなか、大会実行委員が主体となり参加選手、観戦者の協力のもと安心・安全に開催され無事故で終了しました。

選手は海外からの剣士を含め全国から集結し、居合の技量をクラス別に競いました。

剣新会からは10名エントリーがあり、各クラスで不断の稽古で積み上げた技量をいかんなく発揮しました。

大会は居合道会主催、財団法人無外流・社団法人無外流普及協会主管となり、スポーツ庁、東京都、中央区の後援を得て開催されました。

大会結果は以下の通りです。
小学生の部 Nさん準優勝
中高生の部 Kさん優勝
無級の部  Sさん4位
七段の部  Mさん3位,Tさん4位

2023年2月4日新年稽古会

2023年2月4日一般財団法人無外流主催の新年稽古会が中央区総合スポーツセンターで開催されました。
午前は初心者から弐段、午後は参段以上の講習会が各クラス別に先生方により実施されました。

開会にあたり久保田旦水代表理事から「無外流を益々発展をさせましょう」との挨拶がありました。

御宗家からは下記内容の特別講習がありました。
1.切先納刀をせよ、
切先をダイレクトで納刀しなくていい。
切先付近からの納刀でよろしい。
それが塩川先生の教えだ。

2. 納刀は、刀身は反りがあるから柄頭をやや上方向にもっていけばスイングせずに納刀できる。

3.胸突し
抜刀した時の刀身は床と水平とすべし、右手が高いのはNG。

4.野送り、玉光等抜刀後の左手は目線の高さで柄を取る、抜刀した瞬間の柄を取りにいかない。
以上特別講習会内容。

新年稽古会は「ワクチン接種3回以上・陰性証明のある会員、マスク着用とされましたが、安心・安全の内に滞りなく終了しました。

2022年7月30日(土)第16回居合道会国際大会(第20回全国大会)開催される

大会は、全国でコロナ禍が渦巻き閉塞感が漂う猛暑のなか、中央区総合スポーツセンターで大会実行委員が主体となり安心・安全に開催されました。

選手は海外からの剣士を含め全国から集結し、居合の技量をクラス別に競いました。

剣新会からは6名の当初エントリーがあったものの、コロナ禍の為3名参加となりました。

本年も大会は居合道会主催、財団法人無外流・社団法人無外流普及協会主管となり、スポーツ庁、東京都、中央区の後援を得て開催されました。

大会初参加のSさんは級の部で初戦敗退でしたが、稽古してきた技量を演武できました。

七段の部ではMさんが準優勝、Tさんが三位となりました。

最新の稽古の様子はInstagramにて!

2021年12月よりInstagramを開始いたしました。最新の稽古の様子はこちらをご覧ください。Follow us!→ @ken.shin.kai

2020年12月19日コロナ禍であっても稽古納の意義を求めて

12月19日(土)午後、小豆沢武道場において剣新会の稽古納を開催しました。 コロナ禍であっても一年の締めくくりとして、また武道教授団体とし意義あることと信念をもって稽古納を実施しました。

マスクをして相互のディスタンスを取り、円陣を組み稽古は始まりました。 初対面の会員もあるところから、自己紹介をして準備体操の開始です。 マスクで口元は窺い知れませんが、全員の眼は生き生きとしていました。それは、コロナ禍を自覚して稽古に参加している、との強い意志の喜びのようにも見えました。

準備体操はラジオ体操の動き、動的ストレッチ、ゆる運動を組み込んで入念に行い、次なる稽古に備えました。 稽古は「歩み足」、「送り足」の身体の移動から入り、基本の斬り「真向」、「袈裟」、「横一」、「逆袈裟」を終えて、基本の1,2,3と進みました。

小休止の後は、ブロックに分かれての稽古になりました。 普段指導を受ける場所長と離れて稽古できるのも、稽古納ならではの貴重な体験となったことでしょう。

稽古着に着替えないで私服で稽古に参加した会員もありました。 場所長から稽古方法のアドバイスを受け、見取り稽古をして早々に引き上げて行きました。 これもまた、新型コロナウイルス感染対策として有なのでしょう。

稽古終了後は入念なストレッチをして、収縮した筋肉を伸ばしリフレッシュしました。

打ち上げは、密にならない・換気の心配ない・短時間の懇親が出来るコーヒーガーデンとなりました。 コーヒーカップで乾杯をして来年の飛躍を誓い、解散しました。

2020年10月3日(土)中止だった坐禅会

10月3日(土)依然コロナ禍が収束を見せない中、コロナ禍においてもなお必要と思われる行動は取りたいと、港区龍源寺の坐禅会に「剣禅一如」を求めて参加を決め周知したところ、7名の剣士が集いました。

坐禅会は本年から午後の部が無くなり、午前の部のみとなったことから白金高輪駅に9時30分集合となりました。

しかし、坐禅会は実施されていませんでした。

龍源寺の山門をくぐるといつもとは違い、正面玄関の扉はピタリと閉ざされていました。

しかし、掲示板には「坐禅会」の開催案内が記載されていたし、閉ざされた扉には中止を知らせる札もかかっていない。

「早く来すぎたのか!?」と思った。

M事務局長がインターホンを押すと松原信樹住職が扉を開けて顔を出し、「坐禅会はありません」とおっしゃる。「来月はありますか」との問いには、「わかりません」との返事。

私たちの他にも数人の坐禅会参加者がありましたが、何事も言わず静かに山門を出て行きました。

坐禅会が無いのでは「剣禅一如」の糸口すら掴めず、やむなく境内散策をして草木を楽しみ、何時ものようにお堂の前で集合写真を撮りました。

マスク越しにも金木犀が香ってきました。

金木犀の花ことばの一つは「気高い人」、上品で気高く振舞い、龍源寺を去りなさいと金木犀が教えているらしい。

気持ちを切り替えて、辻月旦流祖が神州和尚から石潭禅師の名で「偈」を授かった吸江寺に向かうこととしました。



吸江寺の山門をくぐり石畳を進むと辻家代々のお墓がありました。「安らかにお眠り下さい」と発して合掌。

ここには辻月旦流祖は埋葬されておらず、改葬先のお寺は定かではない。

鐘楼をバックに集合写真を撮る頃には、秋の日差しは強くなっていて上着を脱いでも暑さを感じる気温となっていました。

この間、訪れる人はおらず私たちの会話が響くのみの吸江寺を後にして、渋谷の日本蕎麦屋で蕎麦をくくり酒も入り、話も弾んだ事でした。

今回は、坐禅会が初めての会員もおり、中止は残念でした。
それでもコロナ禍でありながら会員相互のコミュニケーションが出来て、大変意義深い日となりました。

2020年2月2日新年稽古会

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熱気ある新年稽古会開催さる

2月2日(日)東板橋体育館・武道場において「剣新会の新年稽古会」を行いました。

T先生、M先生を始めとして、調布・東久留米・東板橋・高島平場所の老若男女が顔を揃え、刀礼から始まります。
参加剣士も多く、武道場も狭く感じられましたが、いつものように足捌きからスタートし、真向斬り、左右の袈裟斬り、横一、左右の逆袈裟斬り、基本一、二、三と進みます。

そして二人一組の対面稽古。
普段はこのような稽古は行いませんが、対面することにより刃筋を再確認するチャンスでもあります。
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さらにT先生グループとM先生グループに分かれて熱気ある稽古を続けます。ご指導いただく先生を変えて行うことにより新たな気づきをして欲しいとの配慮でしょう。
これによって各剣士は、新たな視点から自分の技を見直し、自己チェックされたものと考えます。
このことは、先生の差違を確認するのではなく、日夜、研究と稽古を重ねてきた結果をご指導いただいたことは、大変貴重な経験と言えるでしょう。

稽古の後は円陣を組んでのストレッチで身体を整えます。

M先生から「第16回居合道会国際大会」が11月21日(土)開催され、20日(金)は恒例の御宗家による前日講習会があると発表がありました。
新年稽古会で修得した技量をさらに研究、稽古を重ね、その成果を大会で発揮することでしょう。
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2019年12月22日稽古納め

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2019年12月22日(日)午後2時から小豆沢体育館武道場において、剣新会の稽古納めを実施しました。

稽古の序盤では基本の足捌きから、真っ向斬り、袈裟斬り、横一文字、逆袈裟斬り、基本の形を稽古しました。中盤以降は高見沢先生より各人に個別にご指導いただきました。一年の終わりに、心静かに居合と向き合う時間となりました。

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今年は皆様どのような年となりましたでしょうか。
来る2020年はオリンピックイヤー。世界中、日本人自信もまた日本の伝統文化に触れることの多い年になりそうですね。居合もそのひとつとして、いろいろな方の目に留まり、ワクワクや感動が生まれることを願いつつ。

皆様よいお年をお迎えください。

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2019年12月7日(土)日本刀鑑賞と龍源寺の坐禅会

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刀剣博物館(墨田区)では日本刀を鑑賞し、龍源寺(港区)の坐禅会に参加しました。

刀剣博物館は旧安田庭園内に建設され、庭園博物館として街歩きの拠点としても利用されているとの事でした。旧安田庭園

博物館3階が展示室となっていて、当日の展示は太刀・刀・脇差・短刀が34振りと刀装具等もあり見応え十分でした。
鑑賞者は若い女性や海外から訪れた方々も多数見受けられ、熱心に観ていました。

刀剣博物館のパンフレット「日本刀の基礎知識」を開くと、「日本刀とは」の項で以下の記述があります。
「日本刀は約1000年前に誕生し、現代まで作り続けられている日本の伝統工芸品です。
古来日本人は日本刀を神の宿る器として尊んできました。これは日本刀が「折れず」「曲がらず」「よく切れる」という武器としての性能のみならず、姿の曲線美、鍛え上げられた、華麗なといった美しさを兼ね備えた芸術品でもあるからです。
日本人の美意識や精神性を表しているとも言える日本刀は、武器としての役目を終えた現在も世界中の人々を魅了し続けています。」

次に向かったのは龍源寺の午後からの坐禅会でした。
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本堂に入るとすでに20名以上の方々が着坐していました。
松原住職は初心者のために坐禅の組み方を教授しました。
「姿勢を正して左手の親指を右手で包み、組んだ足の上に置き、半眼の目線を前方の畳1.5m先に落とす」と言うものでした。
坐禅中密かに初心者の様子を観察すると、姿勢に乱れが無く正しく坐禅をしていて感心しました。

松原住職は講話の中で、来年の坐禅会は2月から開催するとし、午後の坐禅会は取りやめ午前だけの坐禅会となり、本日が最後の午後の坐禅会となります、と述べました。

「坐禅会レジュメ」の中では、「成仏」とは悟りを開くこと。各人がみずから無上の悟りを開いて仏となること、と述べました。
また、「成仏した」ということは死亡したことの意であり、仏に帰依していた人が死ねば、仏の命に帰してとなるとの考えから、死者を成仏したものと解しますと説明しました。

また、松原住職は、今日明日にかけて、野火止・平林寺では開け放たれた僧堂で禅僧が睡眠を取る事なく坐禅を続けています。
それは死者が出てもおかしくない環境です。
仏道を死に物狂いで追及している僧がいることを知っていて欲しい、と訴えました。

午後最後の坐禅会を終えて、お庭を散策しました。
雨上がりのお庭はしっとりと静寂、ミカンには雨水の雫がまとわり、もみじは黄葉していました。

飲みにケーションは神保町。

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2019年11月2~4日組太刀講習会

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11月2日~4日神奈川県湯河原において、無外流明思派の組太刀講習会が実施されました。
講習会は新名御宗家から直接指導を受けられることから北は北海道、南は沖縄の多方面の剣士達が湯河原に参集しました。

御宗家から「動きを追いかける組太刀はするな」との御指導をうけ、他の会派の剣士との稽古にも熱が入り、組太刀の奥深さを実感できました。

稽古の後は温泉で疲れを癒し、宴会では一門の剣士達との懇親を深めることが出来た講習会となりました。
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2019年10月5日龍源寺坐禅会

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10月5日土曜日午後、港区三田・龍源寺で開催された坐禅会に参加しました。

受付で200円を支払い、龍源寺報(令和元年彼岸号)と花園(10月号)の小冊子を受け取り2階の本堂に入りました。
私は、住職が坐す座布団とは真正面となる座布団に位置取りました。
スマホの電源をオフ、時計をはずし、靴下を脱いで心静かに坐禅会の開始を待ちました。

松原住職がズンズン本堂に入って来て、やおら本堂の窓々を開け放ちました。
本堂の空気と外気が入り混じり清々しい雰囲気に包まれました。

松原住職は無言で坐し、線香に火をつけ、拍子木を打ち次に鐘を鳴らし坐禅会の開始を告げました。
私は、姿勢を正し半跏趺坐に足を組み、丹田に意識を向けて半眼の目線を1m先の畳目に落としました。
呼吸は極めて緩やかに、静寂に・・・・「禅を修められるのか!?」ふと脳裏に浮かんだ言葉。

無外流流祖 辻月旦は「問うていう、万法一に帰す、更に参ぜよ三十年・・・・」と記している。
参禅せよと言い残している。
月旦は無外流を「剣禅一如」の中に見ていた。

線香二本分の坐禅を終えると白湯とお菓子が振舞われました。
白湯を頂きながらしびれた足を緩めて、今の坐禅から何を得たのかを自問自答する。

松原住職は坐禅後の説教で、10月3日野火止・平林寺のにおいて高僧が居並ぶ中で緊張しながらも、「外にあるものを探すのではなく、己の内にあるものを追求する」をテーマに講話したとお話になりました。
配布資料「五戒」の項では、「=うそ、いつわりを言うなかれ。=みだりに酒を飲んで心を乱すことなかれ。」等の解説がありました。
また、住職は「48歳となり、本日で、父泰道から引き継いだ龍源寺坐禅会が500回目となりました。これからも仏道に励み毎月の坐禅会を大切にしていきたい」と述べました。
説教の最後に「一心に坐禅をすることの大切さ」を諭されました。

坐禅会後は、お庭の散策をして秋の草花を愛で集合写真を撮りました。
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掲示板に書かれた、「富める者とは、足るを知る者である 龍源寺住職」を読み返しながらも、喉は琥珀色の飲み物を欲していました。
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2019年6月1日(土)第十五回居合道会国際大会

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6月1日(土)中央区総合スポーツセンタ―2階競技場において第十五回居合道会国際大会(第十九回全国大会)が開催され、剣新会から11名の剣士が参加しました。
大会には、海外からの剣士を含め、北は北海道から南は沖縄まで多数の剣士が集結し、居合形の技量を競いました。
大会は、居合道会が主催し、主管は財団法人無外流・社団法人無外流普及協会があたり、本年もスポーツ庁、東京都、中央区の後援を得て盛大に開催されました。

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開会式の後、模範演武とすすみ、試合は無級の部から開始され、七段の部までのクラス別で実施されました。
本年も3階の観客席には多数の見学者が訪れて、静寂の中にも凛とした選手の戦いに見入っていました。

剣新会は各クラスで、己の技量を遺憾なく発揮して、無級の部でIさんが敗者復活選優勝で本選の三位同等、六段の部でMさんが三位、七段の部ではTさんが三位入賞を果たしました。
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目標としていた大会は終了しても、居合の中にある目標は剣士それぞれの心の内にあり、今後稽古を積み重ねることを約して打ち上げに向かったのでした。

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2019年5月3日強化稽古

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5月3日午後剣新会は、板橋区小豆沢体育館第2武道場において、強化稽古を実施しました。

強化稽古は、来る6月1日第15回居合道会国際大会が中央区総合スポーツセンターで実施されるため、試合のシミュレーションを中心に稽古を積み重ねました。

大会参加が初めての会員もいることから、コートに入るときの所作及び、予選の略式刀礼から座技1本、立技2本の演武、決勝戦の正式刀礼から座技2本、立技3本の演武を反復稽古しました。

新築になった第2武道場の床は、杉の合板で塗装は施されてなく、素足で触れる床肌がとても柔らかく「摺り足」がスムーズに出来て稽古にも熱が入りました。

試合の経験者は10年選手から1年未満の選手もいますが、各クラスの上位入賞を目指すことを約して、強化稽古を終了しました。

2019年1月12日新年稽古会

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2019年が始まりました。

例年、財団法人無外流主催で開催されていた新年稽古会ですが、

本年は変則的に各団体別に実施されることとなり、我が剣新会は1月12日(土)に東久留米場所にて開催致しました。

残念ながら参加人数は少数でしたが、初心者と段位者に分かれ、普段の指導者とは別の指導者に付いて約2時間汗を流しました。

その後、締め括りに段位者による演武を披露し無事終了となりました。今年も更なる技量の向上を目指し、稽古に邁進しましょう。

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2018年12月25日あいキッズにて演武


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2018年12月25日(火)板橋第一小学校「あいキッズ」いちょうホール 発表ステージにおいて、無外流の組太刀五本と形十本を演武しました。
試し斬りは小学校の許可が得られないため出来ませんでした。

「あいキッズ」は板橋第一小学校に併設された施設内にあり、特定非営利活動法人ワーカーズコープで運営されており、毎年クリスマスのこの日に「あいキッズ年末お楽しみ会」を開催しているとの事でした。

発表ステージではすでに、「高校生の寸劇」、「ジャグリング」が披露されていました。
真田丸のBGMが流れる中、司会者が「次は、財団法人無外流剣新会の皆さんの演武です。よろしくお願いします。」とアナウンスしました。
HさんとTは小学生の視線を受けステージに入場しました。
小学生の緊張を解くために、笑顔で「こんにちはぁ~」と挨拶しました。

組太刀の演武では、木刀を打ち合う音と気合に気後れしたのか、静かに見詰めていました。
形演武の「真」の初太刀を抜いた瞬間では、小学生達から「オォ~!、すげェ~!!、いつ抜いたかわかんないィ~」との歓声があがりました。
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小学生から、「刀は本物ですか?」、「刀で人を斬るとはどういうことですか?」とか、「血液型を教えて下さい」、「居合をやりたい」との発言がありました。

今回の演武が小学生の心の深層に「居合」と言うものが格納されて、居合を稽古する気になると思わせるステージとなりました。
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2018年12月22日稽古納め

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2018年12月22日(土)午後2時から東久留米スポーツセンター第一武道場において、
剣新会の稽古納を実施しました。

第一部の稽古は、無外流の平正眼に構え「歩み足・送り足」の足捌きから入り、下半
身に意識を持たせました。
次に、基本の斬りである真向斬り・左右の袈裟斬り・横一文字・左右の逆袈裟斬りと
進みました。

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第二部では高見沢・真部が指導する二班に分けて、稽古をしました。
真部六段は、無級・初段ながら稽古不足の会員、
高見沢七段は、稽古を積み重ねている有段者を担当しました。

一人一人の技量に合わせた指導を心掛けました。
特に四段、五段位を目指す会員には「技の間・技の強弱、腰を据えた居合を」と、
アドバイスしました。

会員一人一人が新たな年に向けて、飛躍の年になる事を確信した稽古納めでした。

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2018年10月6日龍源寺坐禅会

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10月6日(土)白金高輪駅からほど近くの、龍源寺さんにお邪魔して坐禅体験をいたしました。

龍源寺では月に一度、第一土曜に坐禅体験がおこなわれています。会費は200円。どなたでも参加できます。初めて坐禅をする人にも、座り方から教えてくださいます。

今回、剣新会メンバー6名での参加となりました。初秋の気持ちのよい日でした。

時を同じくして皆で坐禅を組みながら、それぞれに坐禅の間の心模様があったと思うと不思議な感じがします。短く感じた人、長く感じた人、眠い人そうでない人、元気になった人もいれば疲れた人もいたかもしれません。

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私は、前回はあっという間でしたが、今回は長く雑念に満ちた時間でした。自分の状態を測るのにも、こういう機会はありがたいものですね。

合掌

2018年7月28日(土)第十四回居合道会国際大会

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7月28日(土)、第十四回居合道会国際大会(第十八回全国大会)が開催され、今年も海外や日本各地から多くの剣士が中央区総合スポーツセンタ―に集結、剣新会からは12名の剣士が参加しました。

生憎、台風直撃に備えプログラムを短縮、試合は、座技、立技それぞれ1本ずつ計2本の演武での勝負に変更されました。

ひとつのミスが命取りになる普段以上の緊張感。正に鞘から刀を抜き放った一瞬で勝敗を決する居合本来の試合形式です。

皆それぞれ昨年の成績を超えることを目指し熱戦を繰り広げました。

入賞した人もしなかった人も、それぞれの思いを胸に来年の飛躍を誓いました。

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2018年4月7日龍源寺坐禅会

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4月7日(土)龍源寺の坐禅会に参加しました。

この日は、翌日がお釈迦さまの誕生日なので坐禅会終了後には甘茶がふるまわれ、お寺の掲示板には「花まつり」のポスターが張られていました。
「花まつり」とは、お釈迦さま(今から2500年前ほど昔にインドで育った仏教の開祖、その名はガウタマ・シッダールタ)の降誕をお祝いして行う法会のことです。
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本堂の畳表には、曇天の日差しが障子紙をくぐり抜け、方形の明かりを映していました。
松原信樹住職が本堂の照明を消すと静寂が一段と深まりました。
その静寂は住職が打ち鳴らす鐘と拍子木の鳴動で直ぐにかき消されましたが、坐禅会の始まりで再び静寂が戻ったのでした。
足を半跏趺坐に組み、まぶたを半眼に落とし、畳表に映し出された方形の明かりに視線を合わせました。
お釈迦さまが身近に感じられ、いつもより深い無の世界に入っていける様でした。

坐禅会の終了後、松原住職の講話がありました。
「臨済録」(唐の禅僧で臨済宗の開祖臨済の法語を収録したもの)の一節からでした。
冒頭住職は「外から何かを持ってくるのではなく、今こそ本来己の中にあるものを大切にしましょう」と述べました。
以下臨済録からの抜粋。
「諸君おいそれと諸方の師家(先生)からお墨付きをもらって、おれは禅が分かった、道が分かったなどと言ってはならぬぞ」
「真実の修行者であれば、世人の過ちなどには目もくれず、ひたむきに正しい見地をもとめようとするものだ。正しい見地を得て月のように輝いたなら、そこで始めて修行は成就したことになる」
坐禅で調心された身体に染み入る講話でした。

本堂を出て敷石を辿ると、白無垢のシャクナゲが群れ咲き、ボタンは朱色の頭を垂れ、奥手には山吹色の実をつけた高木がありました。
境内にある観音堂の傍らでは花御堂がつくられていて、お釈迦さまの誕生像が安置され辺りはたおやかな空気に包まれていました。
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龍源寺の山門をいずる時、この満たされた気持ちは「何だろう」と。
これは、恵比寿ホールの生ビールを飲みながらよくよく考えなければならない、と強く思ったのでした。

花まつりブッタと共に足を組み  実雪

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2018年1月20日新年稽古会

2018年1月20日(土)中央区総合スポーツセンターにおいて、
財団法人無外流の新年稽古会が実施され、多数の剣士が参加しました。
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開催にあたり、矢田 美英中央区長は新年の挨拶の後、
「毎年7月にはこの競技場で居合道会国際大会を開催してもらいありがとうございます」と述べました。

次に、橋本先生、保科先生、久保田先生が模範演武をされました。

模範演武終了後、稽古会に進みました。
午前は初段以下の部、午後からは弐段以上の部と二部構成で実施されました。

それぞれのクラス別に分かれた剣士たちは、先生方から緊張感をもって指導を受けていました。

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新たな年の始まりに相応しい稽古会になりました。

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2017年12月2日龍源寺坐禅会

12月2日(土)龍源寺の坐禅会に参加しました。
この日は穏やかな日で、銀杏の街路樹に交じり柿の実が真青なる空に映えていました。

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無外流流祖・辻月丹は、剣者であり禅者でもあった。

流祖は、「問うていう。万法一に帰す、更に参ぜよ三十年・・・・」との言葉を残し、無外流を「剣禅一如」の中に見ていました。

私達が、無外流の稽古を積み重ね、坐禅を組むことはしごく自然なのでしょう。

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坐禅を組む本堂には、「清風明月」の額が掲げられているものの、空調が効いている本堂には外気からの清風は届かない。
しかし、本堂には清らかな空気が満ち足りている、と松原信樹住職はおっしゃいます。
本堂で坐禅を組む意義は、本堂の清らかな空気を体内に取り込み、不浄な空気を吐き出すからだという。
本堂で、参加者はそれぞれ坐禅の準備をしていると、松原住職がズイズイと大股で入って来て坐す。住職が打ち鳴らす拍子木の乾いた音が私の脳内を揺すり、続く鐘の響きは丹田と共鳴する。
坐禅の始まりだ、線香一本が消えるまで。
姿勢を正し、脚を半跏趺坐で組み、呼吸は極めて静かに、半眼で目線は1m先の畳のヘリに落とす。
坐禅の呼吸法を繰り返し全身が清らかな空気で満たされてくると、目線の先にある畳のヘリが口を開いた。

「修行は一生続けて行くものぞ」と・・・・、流祖の声だ。
私は無言で、「はい」と返答し矢継ぎ早に言葉をかけたが・・・・
再び鐘が響き渡たり、参加者それぞれが合掌して頭を垂れ坐禅が終了し、白湯で喉を潤す。

住職の講話は、「白隠禅とは何か?」の中で、「一門深入」について、「一つの門に深く入って、修行者を修行者自身で悟らせることが重要で、価値を決めるのは己の気持ちである」と説明した。

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私達も無外流を通して武道に深く入り、何か悟りを得たいものだ。
坐禅会の後は、龍源寺のお庭を清らかな気持ちで散策するのも楽しみ。
住職が早朝に箒をかけたであろうお庭には、今は紅葉が散りばめられている。
名も知らぬ菊の花々が美しい。近頃、菊の花を美しいと感ずる。冥土の土産に持っていくか。
龍源寺の門を出る時も、真青なる空はあくまで真青だった。

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2017年7月29日(土)第十三回居合道会国際大会

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7月29日(土)中央区総合スポーツセンタ―競技場において第十三回居合道会国際大会(第十七回全国大会)が開催され、海外から、全国津々浦々から多数の剣士が集結し居合の技量を競いました。

剣新会からは10名の剣士が参加しました。
入会間もない剣士も応援に駆けつけてくれました。

大会は、居合道会が主催し、主管は財団法人無外流・社団法人無外流普及協会があたり、例年通り、スポーツ庁、東京都、中央区の後援を得て盛大に開催されました。
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開会式の後、模範演武とすすみ、試合は初段の部から開始されました。
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本年は、中高生の部を「学童」、「若人」、「青年」の三部門に分け技量を競い、いつもにも増して活気みなぎる大会となりました。
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剣新会の剣士は、平素の稽古で積み上げた技量と精神力を存分に発揮しました。激戦の中おおいに健闘し、七段の部でTさんが準優勝でした。
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大会の結果を受け止め、明日からの稽古に活かしていて行こうと、誓い合ったのでした。
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2017年6月3日龍源寺坐禅会

久々の座禅会です。
梅雨入り直前の晴れやかな土曜日、港区の龍源寺へお邪魔しました。
今回の参加者は計6名。入会したてのMさん、吹毛会のKさんも初参加です。

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天井の高い本堂での座禅はとても清々しい気持ちになります。
とは言うものの、体の堅い者にとっては足の痛さとの戦い。半眼でじっと座り心を無にするなんて、無理。

邪念を払うために(いや足の痛さを紛らわすために)警策で背中を打ってもらいました。
こっちも痛っ!
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2017年1月28日新年稽古会

1月28日中央区総合スポーツセンターにおいて、
財団法人無外流の新年稽古会が開催され、
剣新会の剣士7名が参加しました。
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稽古会に先立ち、練士・教士・免許・免許皆伝の授与式が張り詰めた空気の中、執り行われました。

矢田中央区区長、新名玉宗 無外流・玄黄二刀流御宗家よりご挨拶を頂きました。

無外流居合形の模範演武は、本日の教士受領者7名が演武しました。
次に、無外流・神道流剣術形、玄黄二刀流居合形、玄黄二刀流剣術形と続き、締めくくりは、新名玉宗御宗家の演武でした。
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御宗家は演武に先立ち、「これから演武する形を皆さんどう受け止めますか!?」と各自の胸に問いかけました。
ご宗家の身体と刀身を自在に操る演武を観て、各自己の胸に課題を突き付けられたのでした。
また御宗家は、「稽古とは、薄い紙を一枚一枚積み重ねて技量を上げていくことです」ともおっしゃいました。

稽古会は、無級から六段位までのクラスに分かれ各先生方が指導しました。
普段指導を受ける場所長とは異なる切り口で、先生方から指導を受けることで、新たな発見があったことでしょう。
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先生方からの指導や周りの仲間のいいとこ取りをして、技量を上げて行きましょう。
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2016年12月11日稽古納め

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2016年12月11日高島平第三中学校の武道場において、
剣新会の稽古納を実施しました。

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稽古納では、足捌き、刀と身体の同調、基本の斬り、
形稽古を主に行いました。

高島平場所のT兄弟が1級と3級の昇級審査を受け、
立派な試技を見せて、それぞれ昇級しました。

また、(公財)板橋区文化国際交流財団「フレンドシップクラブ仲間」のM氏から演武のオファーを受けて、12月17日に板橋グリーンホールで演武する試し斬り、形演武、組太刀の演武順なども確認しました。

 

一年を振り返ると「新年稽古会」に始まり、「国際大会」、「剣客万来」、ご宗家稽古、北海道合宿、剣新会の合同稽古、場所長集中稽古、坐禅会参加等々枚挙にいとまがないほどです。

怪我もなく一年を収束できる安堵感の一方、会員増が成し遂げられなかった力不足も認識しなければなりません。

新たな年は、会員増を実現し、道場の壁のもっと向こうを観ながら、稽古を積み重ねて行こう、と自問自答したのでした。

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2016年12月3日龍源寺坐禅会

こんにちは、入会二年目のKです。

12月3日、恒例の龍源寺さんでの坐禅体験にいってきました!年代も仕事も性別も違う仲間と、一緒に坐禅を組めるのも剣新会の楽しみです(^-^*)

私は今回で3回目の坐禅。
だいぶ慣れてきて座り方やストレッチもお手の物です☆
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ですが、慣れが災いしたのか今回は、眠気が勝ってしまって全くダメでした…。
寝てしまうのも勿体ないし、ちょうど「師走」ということで、今年一年を振り返ることに。。

2016年、私にとっては数えで33才の本厄でした。
布多天神の厄払いから一年がスタート。
仕事や、稽古や、旅行に忙しく駆け巡りました。
春に仕事の研修で海外に行けたこと。
秋に初めて巻き藁を切ったこと、初段をいただいたこと、剣客万来では幸運にも金メダルをいただけたこと。
自分も家族もなんとか健康で、居合仲間とも暑くても寒くても稽古したり、時にはたのしくお酒を呑めたこと。
思い返せば感謝の一年です。
こうして振り返ると、ちっとも本厄らしくない!これから来るのかな…σ(^◇^;)

というところでタイムオーバーに。
心もすっきりとなりました。
年末や年始に坐禅、おすすめですよー( ・ω・)v

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2016年11月19日(土)第十八回剣客万来

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2016年11月19日(土)中央区総合スポーツセンタ―において
第十八回剣客万来が開催され、
財団法人無外流一門の剣士が集いました。
剣新会からは6名の剣士が参加しました。

大会は、財団法人無外流が主催し、主管は丹新会・明思館があたり、
社団法人無外流普及協会が協賛して実施されました。

国際大会では、無外流の同クラスの方々との真剣勝負で、
体育館全体が緊張感に包まれていましたが、
剣客万来では無外流の親睦会的なお祭りで終始和やかな雰囲気でした。
とは言え開会式に続いて行われた模範演技は、真剣そのもので、
高い技術を目の当たりにして大変勉強になりました。

会派混合 基本一・二団体戦「The KIHON」では、
他の会派の皆さんとチームを組み団体戦を戦う事で親睦をはかる事ができました。
私のチーム「ななつぼし」は初戦敗退でしたが、
剣新会所属のKさんのチーム「ほほほの穂」が優勝し大いに盛り上がりました。

午後の第一競技、ケンカク秋の棒祭りは仮装による対抗戦、
剣新会はチーム「剣新会ヤッホー」として仮装棒引きに臨みました。
仮装ボーナス点は取りましたが棒得点が及ばず敗退となってしまいました。
しかし、老若男女仮装をして真面目に戦う姿はとても微笑ましいものでした

最後の競技、コバシリスト頂上決定戦、私は予選敗退でしたが、
T先生が決勝進出、役員から「大人げない」と言われながらも善戦。

剣新会、そして居合道の楽しさを改めて実感できた日となりました。
(KT記)

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2016年12月17日板橋グリーンホール「イヤーエンドパーティー」での演武

2016年12月17日(土)板橋グリーンホールで行われた「イヤーエンドパーティー」に、剣新会の剣士8名が参加しました。

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そのイベントは、日本の人達と日本に滞在している外国人との交流を図るための催しだそうです。

イベントの出演は、(公財)板橋区文化国際交流財団「フレンドシップクラブ仲間」のMさんに依頼されました。

Mさんは、板橋区のホームページ「生涯学習サークル(団体)紹介」を見て、剣新会を知ったとの事でした。

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出し物は、「ミャンマーの踊り」、「モンゴルの踊り」、「フルート演奏」があり、休憩の後、いよいよ我々の出番でした。

あたりは暗くなり、「真田丸」のテーマ音楽が大音響で流れる中、スポットライトを浴びてTさんの「試し斬り」に始まり、全員による「形の演武」、TさんとMbさんによる「組太刀」の三部門を披露しました。

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「居合」を知る人は、来場者約80名の内2名ほどで、聞くのも見るのも初めての人達がほとんどという事でした。

来場した人達の脳裏には、日本の伝統文化の一つである「居合」が鮮明に刻み込まれたに違いありません。

出し物の終了後は、ボランティアの人達が作ってくれた料理を食べながら、ゲームをしたり、会話をしたりして楽しい一時を過ごしました。

YK記

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2016年7月30日(土)第十二回居合道会国際大会

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中央区総合スポーツセンタ―において第十二回居合道会国際大会が開催され、海外から、全国津々浦々から多数の剣士が集結しました。

剣新会からは過去最多の15名の剣士が参加しました。

大会は、居合道会が主催し、
主管は財団法人無外流・社団法人無外流普及協会があたり、
例年通り、スポーツ庁、東京都、中央区の後援を得て開催されました。

開会式の後、模範演武とすすみ、
試合は初段の部から開始されました。

本年も昨年同様、弐段以下の部において、敗者復活戦が実施され例年以上に活気みなぎる大会となりました。

 

小学生の部でTさんが準優勝、

弐段の部ではKさんが第三位、

七段の部ではTさんが準優勝でした。

見事に結果を残しました。

他の参加者も、平素の稽古で積み上げた技量と精神力を存分に発揮し、激戦の中おおいに健闘しましたが、入賞には届きませんでした。

大会を利用して「技量の向上を目指す」を合言葉に、
来年の第十三回大会においても更なる活躍を誓ったのでした。

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2016年4月2日、龍源寺坐禅会

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東京の人々の大多数が上野や新宿御苑へと急いだ4月2日(土)の午後、
剣新会会員は座禅会が行われる港区三田の龍源寺へと向かいました。
満開の桜や花見弁当をしりぞける強い心は持っていますが、
静かに座って何も考えないのは本当に難しいです。

今回のご報告は私Yです。
座禅の経験はありますが、久しぶりなので初めての人用の席に。
開始前の指導のもと、姿勢を正せばひっくりかえりそうになるし、
力を抜こうとすると猫背になってしまいます。
数十人の参加者が同じように座る
香の漂う広くほの暗い本堂。

遠く車の音や境内の木々の葉ずれが心地よく眠気を誘います。
もちろん入門2年のY以外の会員は既に何度も座禅会に臨んでいて
落ち着いた座りぶり。
一本の線香で20分、少し休憩してもう一本の座禅が終わり
菓子と甘茶がふるまわれました。

4月8日は花まつり。
お釈迦様の誕生日を祝って今日のお茶も甘茶です。
その後ご住職が訳されてまとめられたご本から
「教外別伝(きょうげべつでん)」についての
法話を痛い足をさすりながら伺いました。
「教外別伝」とは「達磨によって伝えられた禅は、
言葉や文字では伝えることが出来ず、
経典とは別に伝えられるものである」という禅宗の標語のひとつだそうです。

辻月丹資茂無外流剣祖も高名な禅師の元で参禅して
無外の剣理を開悟したそうですが、
我々も厳しい師範の指導を受け稽古にはげめば、
言葉では伝わらない大切なことに
いつの日か出会えるでしょうか…。

お堂を出ると少しひんやりした空気と春の花の香り。
観音堂の前の小さな誕生釈迦像に甘茶をかけて祈りました。
身も心もスッキリとして向かうのは住みたい町No.1の恵比寿。
酵母の香りに顔を紅く染めながら
春の実りある一日を時間を忘れて振り返る会員たちでした。

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2016年新年稽古会

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新たな年の幕開、2016年1月16日
東京都中央区総合スポーツセンターにおいて
財団法人無外流の新年稽古会が開催されました。

開催にあたり、中央区長は
「毎年7月には、居合道会国際大会を
中央区総合スポーツセンターで開催してもらい
ありがとうございます」と挨拶されました。

無外流明思派 新名玉宗宗家は
「健康が第一、健康に留意して稽古を積み重ね、
海外の会員に遅れを取ることがあってはならない」と
挨拶されました。

演武は、無外流 居合形、
無外流・神道流 剣術形、玄黄二刀流 居合形、
玄黄二刀流 剣術形、玉心真刀流と続きました。
最後は、無外流明思派 新名玉宗宗家が
膝が悪く座技が出来ない会員の為の
五用・五箇の立技を
演武されました。

稽古会は、午前初段以下の部、
午後弐段以上の部と二部構成で実施されました。
級・段位に別れた会員は、先生方にきめ細やかな指導を
受けることが出来ました。

以上

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