財団法人無外流所属 剣新会

東京場所:高島平/東板橋/調布市/東久留米,埼玉場所:所沢市

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先輩剣士の初稽古までの日々

気付いた時には、居合道をやっていた。

入会6年目、現在は居合道弐段となったSさんに、
居合を始めるまでについてお聞きしました。

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大会にて演武するSさん

[気付いた時には、居合道をやっていた。]

この一言が自分にとってはしっくりくる言葉かもしれません。

元々、何か変わったことをやりたいと思っていました。

刀を使っているところが変わっていると思いましたし、興味深く感じました。そもそもそのような武道が存在することも知りませんでした。だからこそ、やってみようと思ったのかもしれません。侍のような気分を味わえると思ったことも理由の一つではありますが。

私にとって、居合道は、己の心を整えることだと思います。目の前の仮想敵を倒すこともそうですが、一連の形の動作を行っているうちに、ふと精神が統一されていくように感じます。つらいことや悲しいことがあっても、気が付けばそれらが和らいでいることが多いです。

基本的には一人で行う動作が多いので、一人でいて、一人で動くうちに心が落ち着いてくるのだと思います。

さて、ここからは剣新会に入会してからのお話になります。今でも忘れられないのが、剣客万来の個人の部で準優勝したことです。国際大会で悔しい結果で終わっていた後でもあり、お祭りと呼ばれている行事であったとはいえ、自分の名前を呼ばれ表彰されて、メダルをもらえたことはうれしかったですね。そして、決勝戦を剣新会の皆さんが見守っていてくださったことも印象に残っています。試合が終わり、後ろを振り返ると壁際で皆さんの姿が目に入り、驚いたのと同時に、見守るかたちで応援していただいたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。なんだが温かく感じた瞬間でもありました。

今、振り返って見ると、剣新会の雰囲気は自分に合っているのだと思います。会員の方々はやさしい方達ばかりですし、自分のペースで稽古を進められるということが自分自身にとってプラスに働いているように感じます。その成果が、剣客万来の個人の部の準優勝という結果につながったのだと思います。

これからも一日でも長く、剣新会で居合を続けていくつもりです。

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